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help リーダーに追加 RSS 上月晃

<<   作成日時 : 2008/11/24 14:14   >>

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  宝塚歌劇史上、最高の真の歌唱力を持っていたあの超スターの
上月晃(こうづき のぼる)が1999年3月25日に56歳11ケ月で亡くなって
来年3月で十年になる。
  宝塚について語れば、もうキリがない。ただ岡山県は芸事、芸人、
(そして風俗!も)は皆無な位、不毛の地で宝塚に入ったなんて話はほと
んどきかない。今、十年分くらいの(阪急は宝塚関係出版物やグッズ、
ファンクラブ組織などで実に商売がうまい)団員名簿があるが岡山県出
身はいないようだ。
  逆に県境を超えた広島県東端の福山市では、ちょっと知っているだ
けでも7人くらい宝塚(今は退団しているが)がいる。
  かって神戸大学という大学にいたこともあるが(凌霜会員です)秋に
緑のハカマの宝塚音楽学校の生徒さんたちが経済学部前の庭園に来て
合唱していたのを思い出す。
  その頃団員名簿をみたら福山市出身の人がいた。まだ音楽学校2年
目くらいだったか。でも実はその人が当時、家のあった福山市の実家と
50Mくらいの目と鼻の先のお嬢さんだったとは。その方の家の事情で
その家を売却の羽目になり、その際不動産仲介をさせてもらった。それは
もう、その合唱を聴いてから十年も経っての話だ。
  「あの子が帰ってくるのに、とりあえずマンションに」とういうわけでその
お母さんを車に乗せて案内したこともちょっとした奇遇かもしれない。
  月組でナンバー2になった、と言っていて写真も何枚か貰った。ただ涼
風真世との二番争いに敗れてしまった。はっきり言って、ちょっと、いまいち
というのが観ての感想だった。男役だった。「私は娘に全てをかけた」と母
親の言葉だが・・・、でも通った福山暁の星中、高校にやたら近く通学は楽
だったのでは。私の娘も福山暁の星に入れたいが昨日、入試問題を見て
仰天。中学入試なのに国語の長文などはセンター試験などより難しそうだ。
  私の従妹もF興行(藤本だが)の奥さん(地元でシネコンなどをやっている)
のそそのかされてた宝塚を受験したが不合格だった。藤本の娘さんは宝塚
にはいったが「器量が悪くて舞台に上がれない」などと従業員たちは悪口を
言っていた。
  さて、上月晃だがその退団最終公演(新宿コマ)はもう、比べるものもない
絶頂興奮だった。が、はっきり言ってアルコールの常飲は大腸がんの原因
になる。亡くなったとき新聞の訃報欄に小さく出ていたのが侘しかった。あれ
ほどの大スターの死去が「何とか会社社長の母親死亡」の訃報記事と同じ
程度の扱いとは・・・、そのときの寂しさは忘れられない。
いかな大スターでも去るものは日々に疎しで、残された映像も例えばNHK
大河ドラマ「春の坂道」1971年に上月さんは出演されたが「偶然、家庭用VTR
で録画された最終回」だけが残っているという事実上、消えた大河ドラマとし
て「幻の大河ドラマ」と称されるのも寂しさをつのらせる。
  宝塚と関西で争ったOSKは東京のSKDより実は創設が早い。結局、阪急
財閥がバックにあって資金面で磐石で「上流、ハイソ」イメージという巧みな
商法で人気を獲得、維持してきたのが宝塚歌劇の繁栄、存続の根本にある。
  まさにハイソイメージのブランド樹立に成功した宝塚とそうでなかったOSK
の差がその後の局面に現れてしまった。が、「宝塚」ブランドは半ば虚構だと思
うが、その巧みさには舌を巻かざるを得ない。
  実際、「宝塚市」は極度に行政の後れた地域で本当に田舎だったが、この人
に「知られにくい」という立地、さらにOSKが同じ系列で東京浅草にSKDが出来
たため東京進出、公演ができず関西ローカルになったのは自滅と言うしかない。
  輩出した女優、芸能人を見ればOSK,SKDとも宝塚に何の遜色もない。が
斜陽の映画産業の、そのまた松竹が経営主で、それも早く手を引いてしまった
点は阪急財閥バックの宝塚と決定的相違だった。
  東京にこそ、宝塚的な歌劇があってしかるべきだが。立地は圧倒的にいい
はずだがイメージコンセプトと財務面での弱みが消滅に導いた。
  ことエンターテーメントの魅了ではOSK,SKDは宝塚を圧倒すると思う。宝塚
は「歌の宝塚」で歌唱力は全体に高いが、正直、茶番劇で観ていられない、と
言えば失礼だろうか。あくまで女性向に仕立て「わざとらしさがマイナスにならな
い」やり方が成功を収めた原因の大きな要素だろうか。
  だが、さすがに価値観多様化、娯楽多様化でかってのように若い女性が宝
塚の男役、娘役に憧れる、オッカケするなんて少なくなった感は否定しようもない。
「宝塚」も実は難しい局面にあることを自覚すべきだろう。
  西日本に住む私としては新生OSKを応援したい。「歌の宝塚、ダンスのOSK」
は断固、継承、発展されるべきだ。近鉄バッファローズや「あやめ池公園」と同一
視すべきものではない。
  今日は雨、連休の行楽に水をさしたようだ。あの月組の子は女優になったと
いうが出演映画が「新宿の顔」(加納貢・・故人となったが。と安藤昇。特別出演)一作
くらいでは、これからはタカラジェンヌの老後(有馬稲子さんは同じ宝塚の人に入居
している老人ホーム、ワンルームに入られたそうだが)が問題になりそうだ。

 上月晃のことを書こうとしたら、ちょっと思うまま、支離滅裂になったかも。また後
日、整理して書くつもりです。



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