たかが歯医者、されど歯医者

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zoom RSS 「インプラント死亡」訴訟の根底

<<   作成日時 : 2008/06/26 11:51   >>

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  インプラントにまつわる被害、訴訟は数知れない。マスコミも歯科界の回し者
のような「第二の永久歯が出来る」など無知では済まされない犯罪的ウソの紹
介記事を載せている。根本にはデンタル・インプラントへのマスコミ、一般社会の
無知。そこへ意図的に導く歯科界のミスリードがある。(自分で言うのも僭越だ
が)以下に述べることは重要なことと確信するので是非、参考にしていただき
たい。人を奈落に落とし、地獄に落とすような人間は詐欺師面や悪党面をしてい
る人間ばかりでなく、むしろ大家(たいか)、教授、その道の「草分け」の面を被っ
ていることが実は多いのだ。
  インプラントで利益を得ている歯科医などのサイトなどに皆、共通しているの
は「シャーシャー」として「滔々」と何一つ悪びれることもなく、事故で(たとえば今
回の銀座の大幸歯科医院みたいに)インプラントの「メリット」を声高に書いている
事である。大幸は日大だが、インプラントをやって権威ぶるのは「東京医科歯科」
を出たのが多く、それがよほど、自慢らしく、経歴で書いていることが多い(医学部
なら二流なのに。歯科なら『超名門』になるからおかしい。まさに東京医科歯科の
歯学部は歯科界の『料理界の東大』なんだろう。) 
  「第二の永久歯」!その正当化の道具として欧米のインプラント学者?の
紹介記事を利用する手段はほとんどのインプラントをやる歯科医院に共通して
いる。
 大幸歯科の件についての歯科医のコメントもインプラントで稼いでいる者が多く、
表向きは注意すべき点がある、としながらも結論は巧妙に正当化しているもの
がほぼ全てといっていい。(巧妙とは医学的教養のよるという意味でなく、詐欺
師的な強弁が板についている、とうに過ぎない)
  大幸もそのサイトにやっぱり滔々とインプラント正当化の「拠り所」を書き連
ねているが事故死亡については全く触れていないのは、もはや人間とは思えな
い、人間性のカケラもないと言うべきだろう。インプラント歯科医院のサイトは皆
医学的知識の皆無さを欧米のインプラント屋の同類項と自らを位置付けること
点で隠蔽している。
  歯科の主要学会もこの件についてコメントを発表している所もあるが、問題
は指摘しても「職域の限られた歯科に残された『唯一の魅力ある収益源(たとえ
間違ったものでも)』への遠慮」から極めて「抑制的」であるのは笑って済まされ
ることではない。 もっとも基本的医学的教養も欠落した連中の集まりだから
仕方ない面もある。
  現実に訴訟でも表に出るのは氷山の一角である。「ベニア板に五寸釘」とは
確かにそのとおりで基本的に理にかなっていない。だから最近は「予防的インプ
ラント」と称して健全歯を抜いてインプラントなどという行為がまかり通っている。
(骨量が十分なうちにしておけば失敗が少ないだろうという意図。(しかし凶悪す
ぎる傷害行為だ)そこには歯槽骨も免疫機構も中枢神経とを結ぶ咬合システム
はまったくない。ようは見せかけのマガイものなのだ。しかも歯を喪失し、すっか
り薄くなった顎骨にドリルでアナを開けるという殺人的な侵襲の大きさで一度や
ると元には戻らない。脳循環系、心肺系に致命的悪影響を与える。
  まずは歯科資格という意味を問う問題だ。まさに現代の「高松ブリッジ(温泉
に入って健全な前歯を抜いてギンギラギンのブリッジにする)」である。と言いたい
が「高松ブリッジ」は「歯無し」にいたる歯を食い物にした悪徳商法だったがインプ
ラントのような極端な侵襲性、生命をも危機に瀕するような性格はない。
  1.歯科医は何ら医学に値する教育を受けていない。基本的な血液学、内科学
  、循環器学、呼吸器学など全て皆無である。当然、救急医療、措置も「気管内
  挿管」が刑事摘発されるくらいだから口腔外科に入局して「麻酔科研修」になっ
  ても「見学」どまりである。救急措置も知らなければ(法的に出来ない)、全身医
  学も学ぶことはない。
インプラントの禁忌症、疾患は非常に多い。下に概略並べると
    心臓疾患、狭心症、心筋梗塞、不整脈など
    さらに広く循環器系疾患
    糖尿病
    膠原病など女性に多い免疫性疾患
    慢性、急性期の肝炎、肝硬変
    多くの血液性疾患:鉄欠乏性貧血、巨赤芽球性貧血、骨髄性機能不全
     (再生不良性貧血、赤血球無形成症など)、ポルフィリア、溶血性貧血
     自己免疫性貧血
    悪性腫瘍、癌
    エイズ
    脳血管障害、脳梗塞
    人工透析患者
    慢性腎疾患
    内分泌性疾患
    妊娠
         など数え切れない。だがしたり顔で歯医者は「相対的禁忌と絶対的
     禁忌がありますが最近は絶対的禁忌も相対的となっています」 
上に挙げた疾患はインプラントの禁忌となりうる一部にしか過ぎないが、
     それらを絶対とか相対とか、そもそも禁忌疾患とかどうかというには最低限
     「それらを医学として学習」した者にのみ資格のあることである。歯学部は
     医学教育が実質ない以上、手術を行いうるかどうかの知識、経験を一切欠
     落して歯科医がインプラントを行っているわけだ。「東京医科歯科」を出よう
     が奥羽を出ようがこの点は全く変わる所はない。当たり前だが
      ( しかし禁忌に「高齢女性であること」は絶対に付け加えるべきことである。
     閉経後の女性、特に65歳くらいを越えると女性の骨は非常に脆くなる。程
     度を広義に考えれば高齢女性は全て骨粗しょう症である。歯牙を失った顎
     骨への侵襲が危険このうえないのに高齢女性に対してなど、無知か欲ぼけ
     かの殺人行為に等しいインプラントだ。)
       歯医者に本来の意味の医学の知識、経験などある道理はない。 
     言っておこう。歯学部では以上の疾患など「医学教育は一切行われて
     おらず全く逆に『医学部ではない』として『禁止』されている」のだ。卒後も
     それらを習得することは事実上ない。口腔医ではないのである。国試に
     も「心電図」さえ出題されたことはない。義歯の製作過程の「レジン餅状期」
     など歯科技工士と共通の出題は頻繁だ。完全に非医学ベクトルにあるのだ。
       インプラント自体が完全健常者でも死を招く危険があるというのに、
     実態は「インプラント・センター」などの華盛りであり、一般の方も「あんな
     に大手を振ってやっているんだから大丈夫なもんなんだろう」と錯覚してし
     まうことが多い。
      だが、このような例はいくらでもある。「パチンコ」があれほど宮殿のような
    豪華な(そうでない所も多いが)建物で堂々と大手を振って営業している。から
    といって「入って遊んでも」心配ないか、といえばパチンコ、スロット破産、自殺
    のラッシュだ(報道されないだけで)それと事情は基本的には同じことだ。
    国はブリッジ、義歯などの補綴物保険請求が減るので放置どころかインプラント
    蔓延を喜ぶだけである。
     
  2.口腔外科でもそれらは教育などされない。ただ小手先の手技を覚えさせられ
   るだけだ。それで口腔癌治療として各種医科的手術、頚部郭清手術などの大
  規模手術が「見てみぬフリ」で認められている。
「医師」と「歯科医師」は同じ「医師」がついてもその職域、教育内容な完全に
  峻別されている。だが「口腔外科」さらに言えば医学部修了が条件となる口腔医
  が何か既得権の様相で曖昧化され、歯科医の票欲しさによる与党、野党とわず
  非医学ベクトルにある歯科医に「医学的処置」を黙認させた結果「インプラント」と
  いう医学的処置(間違ったものにせよ)が歯科医が大手を振って「第二の永久歯
  が出来る」という誤った社会的洗脳を行い、それに染まる日本の社会風潮、マス
  コミの罪も大きい。

  3.「気管内挿管」だけは法的に規制されているので歯科医師資格では摘発され
  るが気管内挿管など問題にならない侵襲度の大きな行為が認められて?いる。
  八重洲の件も、即時に「気管切開」が出来れば生命は取りとめることは出来た。
  だが歯科医にその知識、技量もなくそれ以前に法的に禁止されている。
「麻酔医」の麻酔医たる根底は気管内挿管だけにあるのでは毛頭泣く、事前の
   「全身状態の把握」が大前提だ。それは医学的知識が必須なわけで単に気管
   内挿管が違法と言う以前に、「歯学部出身の麻酔医」は明らかな「形容矛盾」と
   言うしかない。「全身状態の把握」というなら脳頭蓋(のうとうがい)に近接への
   外科処置のインプラントが「業者」の講習会で可能などという恐るべき現実があ
   る。 
  ドリルでの顎骨穿孔は常に動脈破損、大出血のリスクがある。それは「気管切
  開」で救命が可能な場合が多い。だがその処置は歯科医には禁止されているし、
  教育、研修、実習も禁止されている。これもインプラントが少なくとも歯科医で行う
  基本的な矛盾、違法性だ。だが厚労省は野放しである。自費だからといって何を
  やってもいい、というものではない。
  4.インプラントは顎骨にドリルで穴を開けるという歯科医師資格の想定しない行為
  であり、歯科機器業界の「講習」だけで手を染めるケースが多い。その講師もイン
  プラントで稼いでいる開業医などが多いが「全て年商1億以上の先生ばかりです」
  などと下らない紹介があったりする。知っている者もいるがほとんど経験のない
  はずの者が堂々と講師で金を取っている。ひどいものだ。(検索したらその『年商1
  億円以上という中の者、同窓会費も払わないくせに。どこで習得?したのか、「講
  師」に名を連ねていた。さっそくブログで書いていたが、その内容は・・・)
  5.歯科業界はインプラント礼賛、推進(表向き)一色であり、その危険性をはっきり
  提示しても記事にしてもらえない。「具合が悪くて除去した患者さんも大抵!再び
  インプラントを希望されます」などという欺瞞的な歯科医の言葉が載せられるのが
  常だ。(唯一、良心的な真実を語る歯科雑誌は日本歯科新聞社の「アポロニア21」
  だけである。
  6.東京は富裕層が多くインプラントに乗せられ易い人が多い。脳梗塞患者の3割
   は東京では上顎インプラントの患者だという(歯科雑誌に載った稀有な記事)これ
  は日本歯科新聞社の「アポロニア21」に以前掲載されていた。
  7.インプラントは歯科医師の越権的行為であり、現在は極めて商業的になされて
  いる(新聞記者の買収も横行している)岡山の山陽新聞のように岡山大歯学部と
  「提携」してインプラントの広告記事(永久歯が岡山大歯学部で出来る)を載せてい
  るという悪質な例もある。山陽新聞は今度の八重洲のインプランド死も報じていな
  い。新聞失格と言うしかない。
  7.口腔外科は医科とのダブルライセンスが諸外国では要求される。だが日本では
  歯科技工士学校に毛の生えた程度の試験(歯科国家試験)を通れば認められ、医科
  手術が「口腔領域」というだけでお上も大目に見ている。世界で一番、医科的行為を
  その教育も受けず出来るのが日本の歯科医である。私自身も口腔外科学会の会員
  だがそれは痛感する。
抜歯なら歯槽骨の消滅を顎骨と歯肉の増殖と言う自然の摂理で穴は塞がる。だが
  歯槽骨にない顎骨へのドリル穿孔はもう元には戻らない。穴は開いたままだ。ここで
  患者(被害者と言うべきだが)は「もう一度、インプラントで埋めてください」と頼むしかな
  い。まさにはらわたの煮えたぎる「往復ビンタ商法」である。
  8.インプラントは極めて危険な行為で絶対受けるべきではない。歯医者がいくら勧め
  ても応じてはならない。彼らに医学知識はない。それが大学病院、「インプラントの権
  威」でも同じである。さらにタチが悪いといえる。「医師」がやっても同じことだ。悪いこ
  とは誰がやっても悪いのは当然だ。
  9.根本は日本の歯科医師資格で出来る行為の妥当性、領域、種類の吟味を放置し
  てきている厚労省の怠慢にある。「アメリカでやっているから良い」ことではない。
  アメリカはロボトミー手術が大流行したような歪んだ国だ。富裕層はきそってロボトミー
  を受けたり、受けさせて数え切れない廃人を生んだ(ケネディ大統領の一族も富裕な
  ためその被害者になった)ノーベル財団は頑として受賞の取り消しはしない、と言っ
  ている。戦勝国のアメリカでの大流行のおかげで戦後すぐにロボトミー医師がノーベ
   ル賞を受けたのだ。
  10.東京八重洲の歯科医院の大出血死亡記事も訴訟になったから記事になったに
  過ぎない。無数の被害者がいる。「見た目がいい、噛みあわせがいい(これは歯医者
  の宣伝文句。実際は事実無根)と言う理由で受ける人が多い」とのサンケイ記事も
  一般人の無知を示している。
  11.やられてしまったら終わりだ。自分の身は自分で守ること。「専門家」だと思って
  決して騙されないことだ。「権威」や「学会」も何ら正当性を保証するものではない。
  間違ったものは間違っているのだ。ロボトミーの発案者も1946年にノーベル生理医
  学賞を受けている。「インプラント学会」がいかに盛況であってもワルの集まりと思う
  のが身の安全だ。
  12.無断抜歯での後遺症で長年苦しむ人は多いが皆泣き寝入りだ。そのような悪
  徳の延長にインプラント強要、甘い勧誘がある。頭骸骨内の侵襲撃的行為は重大で
  インプラントで発狂、自殺した人も少なくない。心してほしい。抜歯直後に死亡するケ
  ースはいたって多く私の父も抜歯3日後に心筋梗塞で急死した。歯、顎骨への施術
  は死に直結する場合が多いのだ。
  13.「いいインプラント」などあり得ない。裁判で「学会で認められている」と主張し、
   逃げるだろうし判事も理解できず鵜呑みにする可能性は高いが真実は「インプラン
   トは全て悪い」のである。
かってアメリカで蔓延したロボトミーが東大医学部の「脳外科権威」を通じて「学
   会」で半ば正当化されたように、アメリカで蔓延し、通常行われているから「正当」
   な処置だ、というのは米国、そして学会支配、認知が出世条件、という日本の医
   学界(矮小な形で歯科も)という趨勢を示している。「臓器移植」がアメリカで日常
   茶飯事。またインプラントも日常茶飯事だから正しい、という短絡した正当化の
   口実を歯科でも実践しているに過ぎないのだ。
  14.歯は「歯医者に行くこと」で少なくなる。真にやむをえないケースは少なく利益
  のためになされる悪徳が多すぎる。いい生活をしたいため、ローンを返すために手
  段を選ばない歯医者が多いのである。安易に歯医者に行かないことも歯を長持ち
  させる(逆説的だが本当)生活の知恵だ。
  15.今回は動脈切断なので明らかな医療過誤で原告が勝てる。だがそうでもない
   と逃げられるケースが多い。とにかく「インプラントは進歩しました」という言葉を
  絶対に信用しないことだ。材料、術式の「進歩」が根本的なインプラントの人体へ
  の悪影響をなくすものではあり得ないからだ。
16.医学的にはデンタル・インプラントは「顎骨に突き刺さった太いトゲ」と表現さ
   れる。そのトゲを新素材でコーティングするのが「インプラントの進歩」だというこ
   とらしく、何ら本質に根ざしたものではない。
   歯槽骨、歯肉から歯が萌出している歯周組織と歯の間には神の創った妙という
   べき奇跡的な免疫防御機構が備わっている。ただ歯肉から歯が出ているので
   はない。それだからこそ、その妙が破られると歯周病になり、歯周炎になるのだ。
   顎骨にささった太いトゲのインプラントにそのような神の造化の妙はカケラもない。
   結果として起こるのは重度の歯周炎と顎骨の腐骨化であり、患者さんの苦しみ
   は到底、言い表せないほどだ。
特に上額へのインプラントは元来、骨量が決定的に不足し、無理なのである
   が頻発するのが副鼻腔ないでの重篤な炎症である。「蓄膿症」になった人なら
    分かるが脳に隣接部位での異常は非常な苦しみである。これがインプラント
   炎症となると抗菌剤などで解決する道理はなく撤去しかないが炎症はその後
   も残り、苦しみを与え続けることがほとんどだ。さらには前述の脳梗塞の原因
   となることも多く恐るべき医原病行為と言うしかない。
実際、「第二の永久歯」というほど欺瞞的な言い方はない。顎骨を欠き、皮膚
   組織と連結した歯を持つ鮫(さめ)の類とか蛇のように何回でも歯が出来てくる
   ものもある。だが、哺乳類は顎骨、歯周組織、中枢神経と密接につながった
    歯を有するという高度な形態、機能を得た替わりに永久歯は一度しか出来な
   いという弱点を持つこととなった。歯周組織を失い、歯槽骨組織を失った顎骨
    にドリル穿孔し、異物を埋入し、これを第二の永久歯と言うなどいかに馬鹿げ
    たことか、それらの組織を失った(事前抜歯でも結局、失うことに変わりはない)
     顎骨に対しての極度の侵襲は恐るべきシッペ返しとしてはねかえって来る。
  17.上顎骨は歯が本来正常に存在する状態でも歯槽骨は極度に薄く歯根の先
   端は空洞だらけの上顎骨に突き抜けた状態だ。したがって上顎へのインプラント
   は最初からあり得ないはずだが「骨移植で上顎骨空洞を埋めてインプラント」を
   行うという「サイナス・リフト上顎洞『挙上』手術」が「最先端医療」の仮面を被っ
   て行われている。
     これはタタミに落ちたツマヨウジを拾うのに建設用ショベルカーを家に持ち込
   もうとして家自体を破壊するのと同じ程度の愚劣な話だ。必ずしも易しくないが
   「合う義歯」を作ればいいのだ。
  18.「インプラント」とは整形外科分野で古来なされてきた手法である。例えば高
   齢女性であの太い大腿骨骨折で骨髄部にチタン合金をいれるなど「骨内に金属
   を挿入する」ことで問題を解決するものだ。大腿骨骨折などは完全に破断してい
   るケースが多くこのような手法が選択される。だが「やむなく」選択するのであり、
   固定し、自然治癒が望めないようなケースである。予後は手術中の骨髄脂肪片
   の遊離で脳梗塞を併発するリスクもあったり、また術後も持続的な痛み、しびれ
   が続くことも多い。が、それ以外に選択肢がないから行われるのだ。また整形
   外科は「頚部から下」しか対象にはしない。
   このインプラント的手法を歯科の補綴(喪失歯の解決)に流用しようとするのが
   デンタル・インプラントである。その発想は極めて安易で根本的に誤ったものと
   言うしかない。「それしか選択肢」がないわけでなく、また顎骨へのドリル穿孔、
   異物植立という本来、「行われてはならない」ものだからだ。頭蓋骨(顎骨も含
   むが)への「インプラント」がいかに重篤な病因、苦痛になるかをまるで理解し
   ない歯科医が行う(かりにダブルライセンスでも不適な手法は同じ)無謀さだ。
   「歯科医のブログ」の類などを読むと恐るべきノーテンキさに唖然とされる。 
    富裕層でない人は幸福だ。インプラントなど歯医者から受けなくてもいいのだ
  から。この世に騙され,泣く人はなくなることがない。インプラントを見て心底そう感
  じない訳にはいかない。
   19.根本は「インプラントの侵襲のあまりの大きさの身体に与える深刻な影響」
    にある。そのためには医学が必要だが実際は無に等しい。かりにあっても、
    侵襲は侵襲であることに変わりはなく絶対避けるべきことだ。
医科の手術は確かに非常に侵襲性が高いものが多いのは、それが真に医
    学的見地から必要であるからだ(だから医科でも不要な不適切な手術は指
    適できるケースもあるが)。食道癌手術や心臓外科がいかに侵襲性が大きく
    ても生命維持という医学的目的がそこにあるから許容されるだけである。
    インプラントにはそのような医学的な意味合いは全くない。 
     口腔手術の大きな特徴は心肺系に大きな影響を与えることであり、健常者
    の通常の抜歯でさえ死亡するケースは実は少なくないく(歯科医師会の力で
    隠蔽しているから報道もされない)重大な問題だが「医者は口腔から手を引き、
    歯科を知らず歯科医は医学を全く知らず」で医療政策で考えるべき案件だ。
    
  20.「高松ブリッジ」と同じラインに「インプラント事前抜歯」はある。「一本の歯は
     一つの生命に等しい」という日本の歯科界の本来の伝統が「本来の歯に維持
  より補綴自体が目的化」することで「欧米流に正当化」されるのを、「もっけの幸い」
  として「金のため」という一群の歯科医と「大マジでインプラントは歯科究極の治療」
  というもう一つの一群の歯科医たちによってインプラントは行われ、それが進行して
  インプラント事前抜歯の横行となってているのだ。
    「アポロニア21」の安田氏の言われるごとく「オレにはインプラントという高度
  の技術がある」と奇異な優越感で事前抜歯を行う現在よみがえった高松ブリッジ
  であり、「インプラントが全てに優先する」というとんでもない悪行が彼らに染み付
  くのを許容する悪しき風潮なのだ。
    同様に安田氏の喝破するごとく「本来診断用機器であるCTをインプラント事前
   抜歯の道具として利用するという」本末転倒が半ば常識化している。
   「何億もするCTの代金を回収するには年間に何本インプラントを移入しないと
    いけないか」という犯罪的発想である。
   21.現在、無数にある「インプラントスタディグループ」も本来の医学を学ぶ場所
    ではなく枝葉末節な技術、患者の誘引法など非医学的な領域にとどまっている
   のも当然の成り行きだろう。
   22.日本のインプラント悪行の山を正当化するのが欧米の歯科界の悪しき伝統
   の「歯を残すより補綴優先」というものであり、これらに「留学」し、「学問の
   虚飾」をハナにかける歯学部関係者」でロボトミーのごとく正当化されるのだ。

   23.根本は頭蓋骨を構成する骨への侵襲の全身的影響だが無医学教育の
    歯科医でもやりほうだいなのは口腔医を志願する医学部出身者がゼロに等し
    いため日本の厚労省の縦割り行政もあいまって法の隙間化、それが無法化
   している点にある。インプラントをもしやるなら内科、外科、循環器か、血液学
、  呼吸学、脳神経学、耳鼻咽喉科学が必須だ。だが現実はゼロの歯科によって
   「夢の治療」と喧伝、洗脳、実施されている。これが現実だ。

24.骨填補剤、歯周病学の成果のGBR法で「骨」は回復され、インプラント埋入
     は可能と言う。だが、歯周病学会でもGBR法でも完全な歯槽骨組織回復は
     事実上、不可能と認めざるを得ない状況で、回復させたと思っても「一時的」
    である。この「一時的」ということは重要でインプラントは3年持つのも困難であ
    り、必ず「再埋入」が必要となる。だが、骨の状況はインプラントと加齢で悪くな
    る一方であり、最初のインプラントは自費の高額支払いが可能でも2回目以降
    は無理、という問題が既に現実に起きていてスタディグループでも問題となって
    いる。骨あってのインプラントであるが根本に無理があると言うしかない。

    
追記:なお2008.8.20に「帝王切開」時の出血死事故で産科医に刑事無罪の
  判決が下りた。医療界あげての医師支援があった。
    だが「インプラント」死亡とは根本的に事情が異なる。
   a. 出産にともなう純然たる医療行為であり、医師が別にそれで多大の収益
    を挙げようとしたものではない。
   b. 歯科に於けるインプラントは他に義歯、ブリッジなどの保険による安全な方
    法があるのもかかわらず「歯科界挙げて」保険収入では食えないために行う
    極めて営利至上のものだ。「医療行為」とは言えない。
   c.立法の不備で気管切開も出来ない、救急措置に対応の権限がない歯科「医
    師」が顎骨へのドリル穿孔を行うこと自体、違法の可能性が高い。
   d. 「欧米で日常的に行われ、確立されている」と主張するだろうが出産時の帝
    王切開のような医療的必然性も長い歴史もない。欧米ではダブルライセンス  
    を要求されるケースが多い。日本の歯科は旧態然のコンセプトで医学に値す
    るものは全く学んでいない。最も必要な外科処置に伴う救急も教えられない、
    どころか法的に禁止されている処置がほとんどだ。
   e.医師、特に産科医不足は極端である。旧来的コンセプトの歯科医はもう過剰
    を通り越している。根本的に現実が異なる。よって「審美」に名を借りた営利
    に医学なしの歯医者が走る。
f.刑事告発(帝王切開)と民事訴訟(インプラント出血死亡)の根本的な違い。
   インプラントでの顎骨ドリル穿孔での動脈毀損、出血の過失と産科の帝王
   切開では公共性は比較にならず帝王切開が高い。インプラント死亡は多いのに
   一件の刑事告発もない。医科界挙げての支援(遺族には気の毒にせよ)は当然
   だろう。 
    g.再び言えば「インプラント」の特徴として「事故死」が多いにもかかわらず刑事
    告発がない、点にある。事故にあえば(たいていは全て事故だ。)資力のある人
    の一部が民事訴訟するに過ぎない。
    「自費治療」で「医療の仮面」を被ればそこは無法地帯である。特に)歯科医師
    会の隠された大きな活動として「自費の医療事故の刑事免責」を国に徹底させ
    ることだ。「公益法人」の断固許せない活動である。

   要するに帝王切開と営利目的のインプラントでは公共性、医学的目的の純度が
   全く異なるのだ。歯科医の行える職域(部位ではなく)の「医学処置の制約」を
   インプラントは逸脱しているのは明らかだ。必ず原告が勝たねばならない訴訟だ
   と考える。

インプラントを行う歯科医に「自費でないと生きていけない」という層と「最先端の
   歯科医療?を行っている」という勉強熱心な自己陶酔層、またその両方の動機、
   があると指摘したが、さらに根底には「医学教育なしでもこれだけの医学に踏み
   込んだ先進性?の医療行為が出来て天下御免で通る」という深層心理がある。
    それが見分不相応な数億もするCTの導入や、それよりはかなり安いが「レーザ
   −」の導入などに現れている。
     安田氏(アポロニア21)の言われるごとく大都市地域では「インプラントを拒否
    する歯科医はヤブとさえ思う患者もいる」ほど社会的誤解、洗脳にかなりの部分
    成功しているインプラント歯科医である。
「インプラント、審美歯科、国際インプラント学会」ははっきり言って悪徳歯科医
    を証明するCM決まり文句だ。「国際インプラント学会」に幻惑、騙されるような
    ことがあってはならない。「インプラント無法地帯」の実態を知るべきだ。
「インプラントは医療ではない」という点はいくら強調してもし過ぎることはない。
    そして「インプラントの異常な侵襲性の高さ」が全身的、はっきり言えば「生命
    自体」に与える影響を医学的に研究した形跡も実質もない点で単に「医療で
    ない」を通り越した「医学資格を利用」した犯罪性の高い行為であること。
   
     「贅を尽くした明るくモダンな歯科医院、そこでゆったりとしたソファに案内
     され、『国際インプラント学会会員』が印刷された名刺を渡され、あたかも
     学識豊富を装った歯科医師から『第二の永久歯が出来るんですよ』と穏や
     かに言われ夢見る瞳になった人、これで合わない義歯の苦しみから解放さ
     れると思い込んだ人、あなたは地獄の渕に立たされているのですよ。あなた
     の前にいる人は生命を奪いかねない詐欺師なのですよ。地獄の渕に実は
     立たされているのです」
      
自分の身は自分で守り、社会的洗脳、専門家を装った 詐欺師に騙されない
     ことだろう。マスコミも巻き込んでの社会的洗脳はほぼ「完成」の域に達して
     いる感があり、「インプラントをやってほしい」と歯科医院を探す人は結構
      多いようだ。「振り込め詐欺」で行員、警察がATMを張り込んでいても3
      割は「制止を振り切って振り込んでいる」というそうだから、インプラント
      誤解を周知させるのは至難とも思えてしまう。  
         
     なお、「大学歯学部口腔外科なら安心だ」という内容の「インプラントへの不
     安」への「回答」らしきものが散見される。それは訴訟、裁判になっても大規
     模法人として対応できる、という「やる側」の都合から出たものでしかない。
       国は国立大歯学部に対し「訴訟になりそうになったら決して和解せず裁判
      にせよ」と内示通知してきている。これは口腔外科が事実上、ほんとんど全て
     対象の通知である。税金で裁判費用は賄え、個人の責任は問われないから
     大学口腔外科こそ最も避けるべき危険な場所だ。(国立大の場合だが)
  なお補綴科がインプラントを手がけている場合は訴訟対象に口腔外科とと
       もに入ることが多い。「専門家」ヅラの面々が多い「大学病院」なら裁判に
      なっても勝てる、と国は確信しているからだ。
       一人の異常性格の大学に居座る人間と未経験な者で構成されているの
     が歯学部口腔外科(それ以外の科でも)だ。「大学口腔外科でのインプラント
     なら安心」とは訴訟、裁判になっても平気という事情で言っているに過ぎず、
     インプラントそれ自体が何も変わる点はない。(なお上記通知は1996年に
     当時の文部省から内密に出されている)

      現実は開業医レベルでインプラントは常識化している。わずかの部位だけを
      見るのに高額なCTさえ導入している歯科医院も結構ある。が、他に方法が
      ある以上、インプラントを医療と認めることは無理と思われる。自費収入をと
      考えるなら歯科医にとってインプラントは極め不効率であり、採算もよくない。
      第一、これほど総インプラント歯科医化か、と思わせる同業者、インプラント
      同業者の拡大では患者さんも過大すぎる侵襲で困るだけでなく、「インプラン
      ト医」も皆、共倒れになるだろう。
       あらゆる意味で事態は深刻である。

          
     

    


 

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